とんかつ燕楽は東京の池上の至宝！ロース定食は絶品！

とんかつ燕楽は、御成門駅にある燕楽からのれん分けしている燕楽系のとんかつ屋
じっくり油の温度を上げながら作られるロースかつは驚くべき美味しさとのことです。
さて、どんなとんかつ定食がいただけるのか？
探検してきました！

とんかつ燕楽はどんな店？

燕楽と名前がつくとんかつ屋は東京に3つあります。
本元の「燕楽」は御成門駅に店を構えています。
こちらのお店から暖簾分けしてできたのが…
東京都大田区千鳥1-15-14にあるとんかつ 燕楽です。
そしてもう一店舗が池上にある、とんかつ燕楽は燕楽と名前の付くとんかつでもっとも美味しいと評判のお店です。

昼になるとご覧のとおり行列ができています。
こちらのお店のとんかつはじっくりと揚げるタイプなので…
ロース定食やヒレ定食といった豚肉の量が多い定食を注文すると提供するまで結構時間がかかります。
サラリーマンのランチとして食べるのはなかなか難しいかも…

この日は日曜日の昼なのですが…
列に並び始めたのが11時50分ごろ…
実際にとんかつ定食が目の前にでてきたのは…
12時55分！
絶品とんかつを食べるには、
覚悟が必要なのです！

ちなみに…高田馬場の成蔵という食べログ上位のとんかつ屋さんも御成門駅の「燕楽」出身とのことです。
成蔵のとんかつも素晴らしかったので…これは期待大！

店の雰囲気

店の風貌は老舗のとんかつ屋って感じで…
レトロな感じですが、しっかりと清潔感はあります。
カウンター席の後ろの通路は狭いのですが…
店の店員さんがよく通るのでせわしない感じ…
まぁ…とんかつを食べ始めると…
そんなことは全く気にならなくなりますが…

そして、店主は背中から結構なオーラを出していて…
店内はすこしピリッとした雰囲気になっています。

営業時間

毎週月曜日（月曜日が休日の場合は翌火曜日）
11:00～14:30(L.O)
17:00～21:00(L.O)

アクセス

池上駅から歩いてすぐ

とんかつ燕楽のメニュー

• カツランチ
  950円
• とんかつ定食
  1,300円
• とんかつ・単品
  1,000円
• ロース定食
  ヒレ定食
  エビ定食
  ミックス定食
  各 2,200円
  単品 1,800円
• カツ丼
  1,000円
• ヒレ丼
  1,400円
• カレー
  1,000円
• カツカレー
  1,300円
• ポテトサラダ
  750円

ランチ時間帯限定でカツランチが提供されています。
こちらは90gのロースかつで…
私の席の隣の人が注文していました。
このカツランチのとんかつでも充分ボリューム感たっぷりだったので…
ロース定食はとんでもないものが提供されるんだろうな…
と期待して待ちます。

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とんかつ燕楽のロース定食のお味は？

ロース定食が提供されました！
とんかつのボリューム感もさることながら…
キャベツの千切りもかなりの量！

調理中の店主の様子をずっとお伺いしていましたが…
こちらのお店のとんかつは…
3つの小さめの鍋に豚の腸間膜からとった貴重なラードを溶かし込んでいます。
そして、かつを入れる前にコンロに火をともしていました。

おそらくここに燕楽の味の秘密があると見ました！
ええランチ管理人は3つの鍋を見て…
2度揚げ、3度揚げが行われるのか…
そのように予測したのですが…
どうやら違って…
燕楽のとんかつはひとつの鍋でじっくりと低温の油から揚げて…
徐々に高温に上げていく方式のようです。

徐々に温度を上げることで、豚肉のたんぱく質を最初に固めて…
肉汁が流出しないようにしておき…
高温に至る過程で…衣がしっかりときつね色に染まるのでしょう！

この手法は火加減や時間調整に相当な自信がなければできそうにないので…
店主の熟練の技の見せ所というわけですな！

カラッと揚がったとんかつはめちゃくちゃ巨大に見えます。
180gとのことなのですが…
その数値以上にボリューム感があります。

おそらく…これは、魁!!男塾 の大豪院邪鬼
のように店主の圧倒的な畏怖の念から、
とんかつが巨大に見えてしまっているのだと考えられます。

肉の厚さは3cm以上あるでしょう！
本当にこれは180ｇなのでしょうか？

名店のとんかつ屋は…
とんかつだけでなく…
漬物やごはんも美味しいの法則で…
漬物が旨い！

燕楽では自家製マヨネーズのポテトサラダも自信のある一品とのことです。
成蔵にもポテトサラダがありましたが、燕楽系ではポテトサラダに重きを置いているのかな？
勿論お味は絶品！
玉葱も辛味がなく…
マヨネーズ押しなのかな？と思っていましたが、ジャガイモの塊をしっかりと感じることのできるなかなかのものでした！

とんかつを食べる前に卓上の調味料を確認！
とんかつソースに、岩塩、からし、醤油が置いてありました！
やはり、塩にはこだわりがありそうですね…

とんかつの一番おいしいのは…端っこから2番目の部分！
しっかりと火が通っていて…ほんのりピンク色のとんかつです。
燕楽系はレアではなくてしっかりと火を通しているみたいですね…
最初なので、なにも漬けない状態で…
食べたところ…
豚肉の旨みが口中に広がる！
肉は噛みごたえがあるのに柔らかい！
我とんかつを喰えり
って感じれるタイプのとんかつです！

このタイプかぁ～！

ぐっジョブです

熟成された豚肉はしっかりとした肉の旨みが感じられます。
平田牧場の三元豚は…
調理しだいで…このような旨みを放てるのかと感心しました！
塩で食べると肉の旨みを最大限に感じることができるのでおすすめですぞ！

一番端っこの切れには…
ソースをあらかじめかけて置きます。
これは…ソースで衣をふやかせる作戦です。

そして、卓上に醤油があったため、醤油でも食べてみました！
最近とんかつに醤油は相性がええと感じているええランチ管理人です。
勿論美味しい！

また驚いたのは…燕楽の豚汁はしっかりと美味しいということです。
具だくさんの豚汁は寒い中待っていたからだに染み渡ります。
最初は、とんかつに脂の浮いた豚汁はどうなんだろうか？
と疑問に感じていましたが…
ここまでしっかりと作られていると…
ぐうの音も出ません

もちろんソースで食べるとんかつも絶妙！
ソースの香辛料の香りと豚肉がベストマッチ！
好きな食べ方で食べることのできる「とんかつ」は…
世界に誇れる料理だと思います！

ソースをあらかじめかけていたとんかつを最後に食べます！
端っこの部分はたっぷりの脂があって…
とてもジューシー！
しかも…ソースをあらかじめかけて置くことで…
衣が少ししんなりするのです。
カツサンドってパンに挟まれたとんかつの衣がしんなりしていることが多いじゃないですか。
そのような感じで…衣が柔らかくなるのです。

とんかつには、キャベツ…
これは確実に守らなければならない法則です…
池上燕楽のキャベツは…
食べる直前に店主がみじん切りにするので…
とても香り高く…甘い…

とんかつ→キャベツ→とんかつ→キャベツ

のように王道の食べ方をしていましたが…
大量のキャベツを前に少しキャベツが残りました。
ここで、キャベツにソースをかけて…
「がっつり」といただきます！

そうです！
キャベツはおかずです。

御飯もこだわりがある、長野県の駒ケ根のコシヒカリとのことですが…
結構もっちりと柔らかめに炊かれて…
これは好みが分かれるかなと感じました。
私は、どちらかというと固めのごはんが好きなタイプなのでね…

お茶を飲んで大満足のロース定食でした。
大阪にもこんな店が欲しい…
東京在住の人に東京のとんかつの素晴らしさを説いても…
意外と喰いつきません…

東京に住んでいるのならば…
名店と呼ばれるとんかつ屋には絶対に食べに行くべきですぞ！

はるばるやってきた池上！
とんかつ燕楽には至宝とも呼べるとんかつがありましたぞ！

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ええとんかつご馳走様でした！！

ぐっジョブポイント

• 平田牧場の三元豚は美味しい！
• 直前に千切りにされるキャベツの甘さに驚き！

お店情報